副流煙撒き散らしてんじゃねえよ。
まったく、停学にも退学にもならない保障さえあれば、殴ってやるのに。
授業自体はまるで聞いていない。
よって多少、不安である。
それがなえれば、どんな理屈も抗弁も、意味をなさない。
そういう点で、私は王陽明や河井継之助を尊敬しているが、実際、行動の伴う理屈、というのは難しい。
私に出来るアクションはなんだ。
そう考えると、小説家が一番しっくりくるのだ。
インターネット社会が形成され、結果的に「評論家」が増えたように思う。
私も同じだ。
誰もが手軽に意見を、評論を発信しうる環境が出来ているのだ。
自然、人はそれで満足し、行動が二の次になってしまう。
恐るべき時代だ。
考えてみれば、私がしようとしている小説も、ある種、評論かもしれない。
物語り、という娯楽がありながら、中身は世の中に対する私の意見に過ぎない。
これは「行動」と呼べるのだろうか。
悩ましい。
最近、ある筋から三島由紀夫の「行動学入門」という本を入手した。
まだ、読んではいないのだが、斜め読みした限りでは、濃厚な内容になっている。
これらの本は、私を刺激してくれる。
ということは本もまた、「行動」と言えるのかもしれない。
行動には勇気や覚悟が必要だ。
難しいかもしれないが、大切であり、重要だ。
会館で開かれ、各テーブルに〈小説〉、〈詩〉、〈短歌〉、〈俳句〉の入賞者が座りました。
表彰が終わった後、それぞれのテーブルで講評を聞かせてもらったり、お話ができ、大変、刺激的でした。
私は工業高校なんかに通っているおかげで、文人と話す機会が、ほぼないのですが、今日はそういう方たちとお話できたので、嬉しかったですね。
また、文芸部顧問、社会科の政治経済の先生(工業には政治経済の授業はないが)、僕のクラスでは現代社会を教えてくださっている先生が引率してくれたんですね。
でまた、いろいろと興味深い話ができたので楽しかったです。
やはり、そういう〈学問の人〉とは話すのは、非常に刺激的で、楽しいです。
そういえば、副賞で図書カードを1000円分貰いました。
これが初めて、自分で書いた小説がお金に変わった、経験です。
なんだか、不思議です。
記念にある本を買いました。
大切にしたいと思います。
これからも精進していきたいと思います。
「名探偵はサンタクロース」では少しエンターテイメントっぽさも取り入れようとしてみました。
「盗み聞き」は、
「ソフト」
「パンク」
「ロスト」
「ベンチ」
「ロック」
「名探偵はサンタクロース」
と繋がっています。
推敲もしてないので、欠陥が多くあると思います。
クリスマス自体は僕も好きですが、恋人と祝う、ということには違和感があります。
クリスマスは家族で祝うものだろう、と古いかもしれませんが、そういう考えを持っています。
他人を無償で幸せにしようなんて素晴らしすぎる日です。
今、長いものを書こうと思ってプロットを作っています。
やはり、筆力、構成力は一度長いものを書いてみると上がるらしいので、ぜひ挑戦したい。
頑張りどころです。
また、同時に表彰式などがありました。
表彰式では文芸部として、また生徒会ご苦労様でした的な表彰状ももらいました。
通知表、来ましたよ。
まあ予想通り実習は赤点。
なんと今回クラスのおよそ半数が実習、赤点。
とあるレポートが提出できず、みなさん期限内に終わりませんでした。
これについて私は若干不満があります。
期限の日、私は表彰式で公欠(部活なんかで仕方なく休むときは欠席扱いではない)だったんです。
別に公欠でなければ、私は普通に提出できたんですよ。
そこが、ちょっと納得いってませんけどね。
その他、体育を除いて(この成績も極めて不満である。もっといいはずだ)かなりの好成績を収め、赤点が一つあるにも関わらず、クラス順位1位でした。
電子科、どんだけレベル下がってんだよ。
二年のときの方が、もっと全体のレベルが高かった気がする。
普通の授業で点数取るのは苦じゃないんですけど、レポートがなあ。
勉強法とか関係ないですからね。
そうそう、うちの高校(たぶんどこも似たようなものがあると思いますが)は毎年、その年の行事のことだとか各クラスの振り返りだとか、そんな総集編みたいな冊子を作るんですが、そいつの原稿依頼が3つも来ました。
本当は4つだったんですが、1つ、辞退させていただきました。
去年のものには、修学旅行の感想文が電子科代表で載りましたね。
めっちゃ先生に褒められましたよ。あの作文は。
他の人の作文と読み比べると、若干、私の作品は純文学的な趣向がありますね。
今、読み返してみました。
原稿依頼ですが、一つは副会長としてのそれ。
もう一つは文芸部の活動報告。
で、これが意外だったのですが、「特別寄稿」というものを私が書くことになりました。
文芸コンクールで入選したことについて書いてくれ、という話なんですが、いやはや何を書こうか。
でもまあ楽しいです。
陣内拓海にインタビュー(アンケート?)してみよう。
本日、大晦日は特別に管理人の陣内拓海さんにインタビューをしてみたいと思います。
ファニーな感じとか好きです
――まず最初に、好きな色から聞いてみましょうか(笑)
「好きな色ですか(笑)。そうですね。ベージュとか好きですよ、茶色とか。あとは白とか黒とか緑とか。欲張りですかね(笑)」
――好きな女優さんなんかはいらっしゃるんですか?
「好きな女優ですか(笑)。そうですね、麻生久美子さんとか好きです。僕なんかがこんなこと言っていいのか分かりませんけど、ああいうキュートな感じが好きですね」
――ご趣味は?
「読書ですかね。最近は司馬遼太郎の『坂の上の雲』を読んでます。司馬さんの小説を読んでると学問をしたくなるから不思議です(笑)。スポーツではサッカーが好きです」
――好きな作家とかいらっしゃるんですか?
「伊坂幸太郎さんが好きですね。彼の本は何度も何度も読んでます。他には赤川次郎さんとか」
――伊坂幸太郎さんの作品で特にお好きなものとかありますか?
「そうですね、全部好きですけど、強いて言うなら『砂漠』とか『チルドレン』とかですかね。『チルドレン』のファニーな感じとか好きです」
――音楽もお好きだとか。
「そうですね。邦楽だと斉藤和義さんが好きで、よく聴いてます。洋楽はボブ・ディランとかですかね」
――斉藤和義さんのアルバムで好きなものは?
「どれも好きですけど、最近よく聴いてるのは『NOWHERE LAND』です」
――映画もお好きだそうです。
「はい。ついこの前『THE 有頂天ホテル』を見て、笑いが止まりませんでした(笑)。三谷幸喜はやっぱりいいですね」
――好きな映画というのはありますか?
「『FINDING FORRESTER』という映画がとても好きです。ショーン・コネリーの演技は良かったですねえ。あとジム・キャリー主演の『マジェスティック』とか『YESMAN』とか好きですね。一時、『YESMAN』を何度も何度も見ている時期がありました」
――映画館にはよく行かれるんですか?
「いえ、そこまでするお金はなくて(笑)。それくらいであれば本を買います(笑)」
――見たいなあ、と思っている映画はありますか?
「『パイレーツオブカリビアン4』はぜひ見たいですね。あと『シュレック フォーエバー』も気になります」
そろそろ日本の教育制度はまずいと思うんです
――個人的に、最近この勉強日記で勉強に関する記事が減っているように思うのですが、どうですか?
「そうですね。減ってると思いますよ(笑)。勉強については考えますけどね。ただ、最近は『勉強法』よりも『教育論』の方に興味がシフトしていまして(笑)。デンマークとかスウェーデンの教育について調べてます」
――教育論ですか!
「はい。やっぱり教育って大事じゃないですか。当たり前ですけど。でも、今の日本ってちょっとお粗末になってるんじゃないのかなって感じるんですよ。授業料もそうだし。なんでうまくいかないんだろう、じゃあどうすればいいんだろうって考えるのにデンマークとかスウェーデンのやり方は勉強になりますね。あとは政治家のやる気で(笑)」
――授業料、というのは
「今の日本の学費って世界的に見て、異常に高いんですよ。あんまり知られてないですけど。僕も最近知ったので。で、その分、質のいい教育をしてるかって言ったら別にそういうわけでもないし。
『国際人権規約』ってあるじゃないですか。ぜひ調べてほしいことですけど、この中に『中高等教育を無償化目指して頑張りましょう!』的な項目があるんですね。これを日本は批准してないんですよ。ああ、中高等って言っても大学までのことですけど。日本以外に批准してない国ってルワンダとマダガスカルって国だけですよ。これはちょっと悲惨だと思いませんか?
アメリカとイギリスも学費は割りと高めですけど、その代わり奨学金制度が非常に充実しています。しかも給与ですよ! 日本は利子までつけて回収しますけど、こんな国、異常だということをあまり皆さん認識していないようです。テレビとかであまり言わないので仕方ないかもしれませんが。
スウェーデンやデンマークはタダ、無料です。しかもデンマークは人口比当りでノーベル賞受賞者数NO1ですよ。
そろそろ日本の教育制度はまずいと思うんです。
まあ、これ以外にも教育自体のこととか、興味は尽きないんですけど(笑)」
――なるほど。
勉強法についてはもう考えないのですか?
「いえ、別にそういうつもりはありません。ただ、熱は冷めてしまったかも知れませんね。今は教育と『学問とは』というところについて考えてます。でも、読者からなにか質問があれば、一緒に考えるつもりですし、ある程度、ちゃんと回答できると思います。
ぜひ質問してください」
挑戦することが大切
――最近は小説をよく書いているそうですね。
「そうですね。やっぱり筆力を向上させるには読んで書くのが一番だと思うので。伊坂幸太郎とかの文章を真似てみたり、そういう模倣から学ぶところは多いと思います。
最近ではコミュニティによる活動もしていて、『高校生の小説日記。』の方を更新したりしてますけど、それもいろんな挑戦ができていい活動ができてますね。
やっぱりレベルを上げようと思ったら挑戦することが大切です」
――どんな小説を書きたいと思っているんですか?
「どんな小説ですかね。自分でも感覚でしか分かっていないので、うまく説明できませんが、ファニーで読むこと自体が楽しくて、さらに読んでよかった、と思える何かを読者に与えられたらなあ、とは思ってます。抽象的ですけど(笑)。具体的には今、構想を練っている長編小説に如実に現れている気がします」
――どんな話ですか?
「学生の話です。無意味な時間をだらだら過ごすことって悪くないと思うんですよ。だから、そういう無意味な感じを出しつつ、わいわいがやがや青春を謳歌する話です(笑)。そして最後には『お別れ』があります。これは絶対に書かなくてはいけない、と勝手に思ってます(笑)」
完璧じゃなくてもいい。
――最後に、読者に向けてメッセージを
「僕のブログを見てくれてありがとうございます。これで二回目の年越しですね。最近、勉強ネタが減っていて不満な人もいるかもしれません。すいません。しかし、何か気になることや、聞きたいことがあればコメントしてください。誠意をもって答えさせていただきます。
もうそろそろ高校も卒業です。もうじき、今の友人たちのほとんどと二度と会わないかもしれない、と考えると不思議です。無論、会おうと思えば会えるでしょうが、きっと会わないでしょう。
挑戦、というのは大切です。非常に大切です。失敗してもいいからやってみよう。うまくいったら儲けものだ。それくらいの精神でいろんなことに挑戦すべきだと僕は思っています。そうしないと成長できない、と考えています。
僕も今、小説でいろんなことに挑戦しています。完璧じゃなくてもいい。とりあえずやってみよう。そんな感じで。僕はアクションものを書くのがあまり得意ではありませんでした。ですが、筆力向上のため、と思って、思い切り書いてみた小説が、なんと文芸コンクールで入選しました。そういうこともあります。最近は『描写』に注目して、書いています。また『比喩』にも挑戦しようと思っています。
読者の皆さんも来年は挑戦の年になることを心から願っています。
それでは、良いお年を」